日本有数の観光地でもある神奈川県。中でも横浜市西区と中区にまたがる横浜観光地区は、年間8000万人以上の来街者数を誇る超人気エリアです。
「横浜駅」「みなとみらい」「山下公園」「中華街」「元町」「野毛」等々、数えきれないほどの観光スポットが無数にあります。
特にデートの定番としても名高い横浜ですが、1人旅やファミリーでも楽しめるところって沢山あるんです。
そんな横浜の魅力的スポットをご紹介したいと思います。
- 横浜三塔物語
- 願いが叶う都市伝説とは?
- スカイガーデン(ランドマークタワー展望台)
- 三菱みなとみらい技術館
- 汽車道
- 万国橋
- 横浜中華街
- カップヌードルミュージアム (安藤百福発明記念館)
- 伊勢山皇太神宮
- よこはまコスモワールド
- 臨港パーク
- グランモール公園
- 原鉄道模型博物館
- 日本丸メモリアルパーク(横浜みなと博物館)
- 海上保安資料館(北朝鮮工作員資料館)
- 像の鼻公園
- 日本郵船氷川丸(山下公園)
- ニュースパーク (日本新聞博物館)
- 山下埠頭 波止場食堂
- 馬車道商店街
- 野毛たべもの横丁
- 元町商店街
- ブリキのおもちゃ博物館
横浜三塔物語
当時の横浜の港を目指す外国人乗組員や船員たちがが「神奈川県庁本庁舎」「横浜税関」「横浜開港記念館」の建物を娯楽で持っていたトランプに見立て呼ばれた。入港の目印としていたそうです。(別に灯台はあるんですけどね)
そしてこの塔はいつしか航海安全のシンボル的存在として知られるようになります。
キング(神奈川県庁本庁舎)
外観はまさにキングの名に相応しい佇まい。役所なので当然と言われればそうなんですが。横浜を代表する近代建築で国の登録有形文化財になっている。神奈川県民、しいては横浜市民であっても訪れる人は少ないと思います。
クイーン(横浜税関)
アーチのデザインが所々に施されたヨーロッパ調の美しい建物で、グリーンの冠を模した塔のトックリ屋根には、トルコやイスラエルで見られるようなイスラム要素が感じられます。税関の役割について展示している他、麻薬犬や金属探知の検査体験ができます。
ジャック(横浜開港記念館)
赤レンガ調の外観と建物のシンボルである時計塔は横浜の歴史を今に伝える役割を担っています。中にあるステンドグラスは歴史的価値の高い貴重なもので、見るものを圧倒することでしょう。
願いが叶う都市伝説とは?
現在では大きく聳え立つ建物が多くなり、横浜三塔を同時に見れるところ少なくなりました。しかし、神奈川県の公認スポットとして横浜三塔を一度で見れるところが3ヶ所あります。この3つのスポットを1日で巡ると願いが叶うというとても素敵な伝説があるんですね。その3つのスポットが下記です。
赤レンガパーク
赤レンガ倉庫やマリンウォーク、ハンマーヘッドが隣接するエリアに赤レンガパークがあります。広大な公園には「横浜三塔」が望めるスポットがマーキングしてあります。海を見渡せばベイブリッジや大桟橋なども眺めることができ、緑に囲まれながら塩の香が漂う雰囲気が楽しめます。バイク駐輪場が無料なのもうれしいですよね。
大桟橋国際旅客ターミナル屋上デッキ
大桟橋国際旅客ターミナルはその名の通り船の駅です。旅客船が停泊しているとものすごい賑わいです。屋外のデッキに横浜三塔を望めるスポットがあるのですが、ここからの景色は横浜のイメージでよく使われる写真が撮られているほど港を一望できます。
せっかく横浜に来たのであれば、ここからの景色は写真におさめないわけにはいきませんね。
日本大通り(神奈川県庁本庁舎前)
日本大通りの歩道にちょうど神奈川県庁本庁舎前あたりから横浜三塔が見えるポイントがあります。キングの後ろにジャックとクイーンを従えているような見栄えですが、少し強引かなと感じるのは私だけではないはず。
スカイガーデン(ランドマークタワー展望台)
街のシンボルタワーとして君臨するランドマークタワーは多くの人が横浜といえば思い浮かぶもののひとつでしょう。その高さは296mにも及び、大阪のあべのハルカスができるまでは日本で一番高い超高層ビルでした。ショッピングモールであるランドマークプラザや飲食店とドックヤードガーデンのイベントスペースがあり、ホテルやオフィスが入る複合施設なのです。
スカイガーデンはこのランドマークタワーの69階に位置していてランドマークプラザや、1階から高速エレベーターで行くことができます。
360度のパノラマは圧巻の光景で、昼夕夜と時間によって様々な景色を楽しむことができます。天気の良い晴れた日には西側に富士山が見え、ベイブリッジや横浜港を望む東側の夜景は赤レンガ倉庫やコスモワールド等のイルミネーションが鮮やかに彩り、現実の世界を忘れてしまうかもしれません。
横浜を訪れるのであれば必ず立ち寄るべき場所でしょう。
三菱みなとみらい技術館
ランドマークタワー隣の三菱重工業ビルの中にある、三菱重工業㈱が運営している展示場。最先端の科学技術を紹介したり体験できる。
特に感銘を受けたのは、三菱重工業が携わっている「MRJ」国内メーカー初の旅客機が実物大展示され、そのコクピットで操縦を体験でること。お子さんだけでなく私のような中年おじさんでもこの体験はハチャメチャときめきました。
「航空宇宙」「海洋深海」「環境エネルギー」「交通輸送」など各カテゴリーごとにわかりやすくなっていますし、親子でも実体験を通して科学を学べる素晴らしい施設です。
汽車道
桜木町駅きから横浜ワールドポーターズまでを結ぶ遊歩道です。元々あった臨港鉄道の廃線跡を歩道に整備したもので、海の上を通している散策道は開けた景色を一望しながら楽しめます。夜のライトアップもムーディに彩られ非常に綺麗で優雅な歩道です。単なる道ではありますが、通るだけで気分が華やぐでしょう。春は桜道としても有名です。
万国橋
水面をベースにランドマークタワー、クイーンズスクエア、コスモワールド観覧車などを一枚におさめられる人気フォトスポットです。昨今のインスタ映えの影響でものすごい人でごった返すときもありますが、特に夜のフォトは水面に映し出される建物の明かりとイルミネーションが美しく、スマホで簡単にフォトジェニックが手に入ります。
万国橋の並びにあるチョコレート専門店「バニラビーンズ」はお勧めです。
横浜中華街
世界にいくつも形成される中華街で一番の賑わいを誇るのが横浜中華街です。
戦後の中華街から長年進化し続け、今では観光色にめっきり染まってしまったところがありますが、まだまだ面白い街なんですよね。
中国人を中心に街が形成されている巨大タウンで、日本では他では類をみない異質さが漂います。
「地元人厳選!横浜中華街の安くて旨いレストランおすすめ10選!!」でも紹介していますのでご覧ください。
カップヌードルミュージアム (安藤百福発明記念館)
カップヌードルで有名な日清食品などが手掛けるミュージアム。
オリジナルのカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」は、容器のパッケージやスープと具材も自分でデザインしていくので、世界に一つだけのカップラーメンが完成します!ものすごく楽しい体験なので是非行くべきでしょう。
また、チキンラーメンファクトリーでは、麺の生地作りから体験できるのです。出来立てのチキンラーメンはこんなに美味しいものかと感銘をうけました。
予約制なので訪れるときは忘れないようにしましょう。
伊勢山皇太神宮
三重県の伊勢神宮内宮と同じ神様、天照大御神を御祭神とし「関東のお伊勢さま」の名称で横浜では広く親しまれ、古くから横浜港の守り神として厚い信仰を集めております。その神々しい聖域は、観光というよりも信仰の気持ちで訪れたほうがいいかもしれません。市内でも有数のパワースポットです。
よこはまコスモワールド
みなとみらいの入場無料の遊園地です。アトラクションごとに料金が設定されているので気軽に楽しめるのも魅力なところですね。おもしろいアトラクションが揃っていて、どれもやってみたいと思うかもしれませんが、中でも人気なものを二つお勧めしましょう。
大観覧車コスモクロック21
中央にシチズン制のデジタル時計を設置しており、全高107.5mの観覧車は世界最大の観覧車および世界最大の時計としてギネスに記録されたこともありました。そのゴンドラの密閉された空間と窓から見える景色は超ロマンティックで未だに恋人たちから断トツに支持を得られています。
ダイビングコースターパニッシュ
大迫力間違いなしの大人気絶叫ジェットコースター。水しぶきを浴びながら水面に真っ逆さまに落ちていく感覚は悲鳴を上げずにはいられません。
エキサイティングな刺激を求めている方には超お勧めのアトラクションです。
臨港パーク
みなとみらい地区では最大緑地の長閑な芝生公園。ロケーションにも恵まれているので、お昼寝でゴロゴロしたり、ピクニックやペットと過ごす人が多いのです。また、広い敷地を利用して様々なイベントの会場にも使われますので。ラグビーやサッカーのパブリックビューイング会場でも有名です。
グランモール公園
ランドマークプラザとクイーンズスクエアの間にある巨大オブジェ「モクモクワクワクヨコハマヨーヨー」から横浜美術館へ向かうとマークイズと横浜美術館の間の広場がグランモール公園です。何気なく通っている人もいるのではないでしょうか。
水・光・緑の空間演出は憩いの人々を和ましてくれます。季節にもよりますが、浅い水たまりなどから噴水が何本もアーティスティックに、かつリズミカルに出てきたりするのでわんぱくな子どもにはたまらく面白いらしく、眺めているだけでも気持ちがよいところとなっています。
原鉄道模型博物館
鉄道浪漫が溢れる博物館ですが、世界中の鉄道ファンは勿論、鉄道ファンでなくても楽しめるのが原鉄道博物館です。
横浜の今と昔を再現する超巨大なジオラマには本物さながらのクオリティが高い鉄道模型が実際に運転できます。皆さん大興奮間違いありません。原信太朗氏の情熱が生きる模型やコレクションは訪れるものを釘付けにすることでしょう。