カモメ目線の快晴なる日々

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地元人がお勧め!魅力の横浜人気観光スポットまとめ!

日本有数の観光地でもある神奈川県。中でも横浜市西区と中区にまたがる横浜観光地区は、年間8000万人以上の来街者数を誇る超人気エリアです。
横浜駅」「みなとみらい」「山下公園」「中華街」「元町」「野毛」等々、数えきれないほどの観光スポットが無数にあります。
特にデートの定番としても名高い横浜ですが、1人旅やファミリーでも楽しめるところって沢山あるんです。
そんな横浜の魅力的スポットをご紹介したいと思います。

横浜三塔物語

当時の横浜の港を目指す外国人乗組員や船員たちがが「神奈川県庁本庁舎」「横浜税関」「横浜開港記念館」の建物を娯楽で持っていたトランプに見立て呼ばれた。入港の目印としていたそうです。(別に灯台はあるんですけどね)
そしてこの塔はいつしか航海安全のシンボル的存在として知られるようになります。

キング(神奈川県庁本庁舎)

外観はまさにキングの名に相応しい佇まい。役所なので当然と言われればそうなんですが。横浜を代表する近代建築で国の登録有形文化財になっている。神奈川県民、しいては横浜市民であっても訪れる人は少ないと思います。

クイーン(横浜税関

アーチのデザインが所々に施されたヨーロッパ調の美しい建物で、グリーンの冠を模した塔のトックリ屋根には、トルコやイスラエルで見られるようなイスラム要素が感じられます。税関の役割について展示している他、麻薬犬や金属探知の検査体験ができます。

ジャック(横浜開港記念館)

赤レンガ調の外観と建物のシンボルである時計塔は横浜の歴史を今に伝える役割を担っています。中にあるステンドグラスは歴史的価値の高い貴重なもので、見るものを圧倒することでしょう。

願いが叶う都市伝説とは?

現在では大きく聳え立つ建物が多くなり、横浜三塔を同時に見れるところ少なくなりました。しかし、神奈川県の公認スポットとして横浜三塔を一度で見れるところが3ヶ所あります。この3つのスポットを1日で巡ると願いが叶うというとても素敵な伝説があるんですね。その3つのスポットが下記です。

赤レンガパーク

赤レンガ倉庫やマリンウォーク、ハンマーヘッドが隣接するエリアに赤レンガパークがあります。広大な公園には「横浜三塔」が望めるスポットがマーキングしてあります。海を見渡せばベイブリッジや大桟橋なども眺めることができ、緑に囲まれながら塩の香が漂う雰囲気が楽しめます。バイク駐輪場が無料なのもうれしいですよね。

大桟橋国際旅客ターミナル屋上デッキ

大桟橋国際旅客ターミナルはその名の通り船の駅です。旅客船が停泊しているとものすごい賑わいです。屋外のデッキに横浜三塔を望めるスポットがあるのですが、ここからの景色は横浜のイメージでよく使われる写真が撮られているほど港を一望できます。
せっかく横浜に来たのであれば、ここからの景色は写真におさめないわけにはいきませんね。

日本大通り(神奈川県庁本庁舎前)

日本大通りの歩道にちょうど神奈川県庁本庁舎前あたりから横浜三塔が見えるポイントがあります。キングの後ろにジャックとクイーンを従えているような見栄えですが、少し強引かなと感じるのは私だけではないはず。

スカイガーデン(ランドマークタワー展望台)

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街のシンボルタワーとして君臨するランドマークタワーは多くの人が横浜といえば思い浮かぶもののひとつでしょう。その高さは296mにも及び、大阪のあべのハルカスができるまでは日本で一番高い超高層ビルでした。ショッピングモールであるランドマークプラザや飲食店とドックヤードガーデンのイベントスペースがあり、ホテルやオフィスが入る複合施設なのです。

スカイガーデンはこのランドマークタワーの69階に位置していてランドマークプラザや、1階から高速エレベーターで行くことができます。

360度のパノラマは圧巻の光景で、昼夕夜と時間によって様々な景色を楽しむことができます。天気の良い晴れた日には西側に富士山が見え、ベイブリッジや横浜港を望む東側の夜景は赤レンガ倉庫やコスモワールド等のイルミネーションが鮮やかに彩り、現実の世界を忘れてしまうかもしれません。

横浜を訪れるのであれば必ず立ち寄るべき場所でしょう。

三菱みなとみらい技術館

ランドマークタワー隣の三菱重工業ビルの中にある、三菱重工業㈱が運営している展示場。最先端の科学技術を紹介したり体験できる。
特に感銘を受けたのは、三菱重工業が携わっている「MRJ」国内メーカー初の旅客機が実物大展示され、そのコクピットで操縦を体験でること。お子さんだけでなく私のような中年おじさんでもこの体験はハチャメチャときめきました。
「航空宇宙」「海洋深海」「環境エネルギー」「交通輸送」など各カテゴリーごとにわかりやすくなっていますし、親子でも実体験を通して科学を学べる素晴らしい施設です。

汽車道

桜木町駅きから横浜ワールドポーターズまでを結ぶ遊歩道です。元々あった臨港鉄道の廃線跡を歩道に整備したもので、海の上を通している散策道は開けた景色を一望しながら楽しめます。夜のライトアップもムーディに彩られ非常に綺麗で優雅な歩道です。単なる道ではありますが、通るだけで気分が華やぐでしょう。春は桜道としても有名です。

万国橋

水面をベースにランドマークタワークイーンズスクエア、コスモワールド観覧車などを一枚におさめられる人気フォトスポットです。昨今のインスタ映えの影響でものすごい人でごった返すときもありますが、特に夜のフォトは水面に映し出される建物の明かりとイルミネーションが美しく、スマホで簡単にフォトジェニックが手に入ります。
万国橋の並びにあるチョコレート専門店「バニラビーンズ」はお勧めです。

横浜中華街

世界にいくつも形成される中華街で一番の賑わいを誇るのが横浜中華街です。
戦後の中華街から長年進化し続け、今では観光色にめっきり染まってしまったところがありますが、まだまだ面白い街なんですよね。
中国人を中心に街が形成されている巨大タウンで、日本では他では類をみない異質さが漂います。
地元人厳選!横浜中華街の安くて旨いレストランおすすめ10選!!」でも紹介していますのでご覧ください。

カップヌードルミュージアム (安藤百福発明記念館)

カップヌードルで有名な日清食品などが手掛けるミュージアム
オリジナルのカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」は、容器のパッケージやスープと具材も自分でデザインしていくので、世界に一つだけのカップラーメンが完成します!ものすごく楽しい体験なので是非行くべきでしょう。
また、チキンラーメンファクトリーでは、麺の生地作りから体験できるのです。出来立てのチキンラーメンはこんなに美味しいものかと感銘をうけました。
予約制なので訪れるときは忘れないようにしましょう。

伊勢山皇太神宮

三重県伊勢神宮内宮と同じ神様、天照大御神を御祭神とし「関東のお伊勢さま」の名称で横浜では広く親しまれ、古くから横浜港の守り神として厚い信仰を集めております。その神々しい聖域は、観光というよりも信仰の気持ちで訪れたほうがいいかもしれません。市内でも有数のパワースポットです。

よこはまコスモワールド

みなとみらいの入場無料の遊園地です。アトラクションごとに料金が設定されているので気軽に楽しめるのも魅力なところですね。おもしろいアトラクションが揃っていて、どれもやってみたいと思うかもしれませんが、中でも人気なものを二つお勧めしましょう。

大観覧車コスモクロック21

中央にシチズン制のデジタル時計を設置しており、全高107.5mの観覧車は世界最大の観覧車および世界最大の時計としてギネスに記録されたこともありました。そのゴンドラの密閉された空間と窓から見える景色は超ロマンティックで未だに恋人たちから断トツに支持を得られています。

ダイビングコースターパニッシュ

大迫力間違いなしの大人気絶叫ジェットコースター。水しぶきを浴びながら水面に真っ逆さまに落ちていく感覚は悲鳴を上げずにはいられません。
エキサイティングな刺激を求めている方には超お勧めのアトラクションです。

臨港パーク

みなとみらい地区では最大緑地の長閑な芝生公園。ロケーションにも恵まれているので、お昼寝でゴロゴロしたり、ピクニックやペットと過ごす人が多いのです。また、広い敷地を利用して様々なイベントの会場にも使われますので。ラグビーやサッカーのパブリックビューイング会場でも有名です。

グランモール公園

ランドマークプラザクイーンズスクエアの間にある巨大オブジェ「モクモクワクワクヨコハマヨーヨー」から横浜美術館へ向かうとマークイズと横浜美術館の間の広場がグランモール公園です。何気なく通っている人もいるのではないでしょうか。
水・光・緑の空間演出は憩いの人々を和ましてくれます。季節にもよりますが、浅い水たまりなどから噴水が何本もアーティスティックに、かつリズミカルに出てきたりするのでわんぱくな子どもにはたまらく面白いらしく、眺めているだけでも気持ちがよいところとなっています。

原鉄道模型博物館

鉄道浪漫が溢れる博物館ですが、世界中の鉄道ファンは勿論、鉄道ファンでなくても楽しめるのが原鉄道博物館です。
横浜の今と昔を再現する超巨大なジオラマには本物さながらのクオリティが高い鉄道模型が実際に運転できます。皆さん大興奮間違いありません。原信太朗氏の情熱が生きる模型やコレクションは訪れるものを釘付けにすることでしょう。

日本丸メモリアルパーク(横浜みなと博物館)

横浜港の歴史を紹介している「横浜みなと博物館」の前には、国の重要文化財にも認定されたみなとみらいを代表するシンボルのひとつ、「帆船日本丸」が大岡川に停泊しています。実際に中へ入って見学がができます。

海上保安資料館(北朝鮮工作員資料館)

像の鼻公園

日本郵船氷川丸(山下公園)

ニュースパーク (日本新聞博物館)

山下埠頭 波止場食堂

馬車道商店街 

野毛たべもの横丁

元町商店街

ブリキのおもちゃ博物館

不倫の末、子連れ彼女と結婚。そして養子縁組に迎えた話

私が初婚を迎えたのは39歳の時です。
独身の私と10年ほど付き合っていた現在の妻は、既婚者でした。そう俗にいう「不倫」ですね。彼女には10歳のお姉ちゃんと8歳の弟君がいましたが、私もそれを承諾して付き合っていました。もちろん最初から知っていたわけではありませんが、付き合った後に打ち明けられた感じです。
この子ども達の存在は小さい時から知っていましたが、子ども達が私の存在を知ったのは私が結婚を決意した後でした。
それまで結婚など考えたこともなかったし、自分の両親が別居していたこともあってか結婚などするものじゃないと。周りを見渡しても結婚して幸せになっている人を見たことがありませんでした。このままずっと現状維持みたいな、そんなふんわりした空気がありました。
しかし、なぜか40歳目前になると老後を想像してくるのですね。この先50歳、60歳と現状のままでよいのかとか、一人でいることが怖くなってきたんです。
そんなことを考えていると、人生の苦楽を一緒に共有したいと心の底から思い始めたのですね。そっからは早かった。

自分と同じ血が通っていない「他人の子ども」を愛することがでるだろうか

ただ、私にとって子ども達も一緒に受け入れるのは自然な流れというか、当たり前なところがあったのですが、周りの友人や同僚からは「すごいね!がんばって」とか、「他人の子にお金なんて使いたくない!」とか、「これから大変だぞ、子育ては!」など、批判的なことと応援の言葉はもらうのですが、そこに賛同の言葉はありませんでした。
もっともなことではあります。私は子どもが好きですが、すべての他人の子どもを愛することはできません。

結婚をする決意をしてからはまず、彼女の子ども達と距離を縮めながら本当に一緒に暮らしを共にしていけるのか。「この子達なら一緒に住んでも大丈夫」と思えるまで何度も自問自答しながらコミニケーションをはかります。

勿論コミニケーションの中で確認していたのは私だけではありません。子ども達も私が父親の代わりとして相応しい人なのかを見極めていたのだと感じました。

事細かに何が嫌だとか何がいいねとかではなく、共に生活するイメージができるかどうかだと私は思います。子ども達だって何が正しいかなんてわからないでしょうし言葉では何と表現してよいかわかりませんが、フィーリングといいましょうか、感覚的にいけそうだね!っという前向きな思考でした。当然不安はつきものですが、その不安よりも勝っていたのは「一緒に生活を共有したい」いわゆる、お互いに「幸せになりたい」という思いだけでした。

結婚届と同時に養子縁組届をした

一口に養子縁組といっても普通養子縁組と特別養子縁組があります。
この二つの制度は簡単にいうと「実の親と法的に繋がりを持つか否か」のちがいで、私たちの場合は普通養子縁組の届け出をしました。実の親とも法的には縁を切ってはいないということです。
妻は実の親と法的に縁をきる特別養子縁組に拘っていたようでしたが、私は子どもたちの実親であるのだから、そこまでしなくてもという思いはありました。ただ、特別養子縁組の条件には子どもの年齢に6歳以下の制限があり、当時の子どもの年齢は、お姉ちゃんが9歳、弟君が7歳と条件にあわずで普通養子縁組の登記をすることになりました。
将来、実親との関係は相続とかの話で法的権利が普通養子縁組で絡んでくると思いますが、それはもう子供たち本人が判断してもらう他ありませんし。

 

まとめ

付き合っていた彼女の連れ子を養子縁組に迎えるまでのお話でしたが、私の経験上、他人の子どもを受け入れられるかは、お互い一緒に生きていくうえで、自然と会話が生まれ、コミニケーションが違和感なくとれていけるか、未来を一緒に想像できるかだと思います。勿論、子ども達にもそれは言えることかもしれません。相手を思いやれることが思い返され、よい関係が構築され、気づいた時には子ども達を愛しているのです。
親子のくちケンカやいがみ合いは日常茶飯事ですけど。

 

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横浜中華街ここなら間違いない!大通り編

横浜中華街には様々なお店がところせましと並んでいるのですが、いったいどこに入ろうか迷うことはないですか?

ひと昔前に流行った肉まん(関西でいう豚まん)や中華食べ放題、焼き小籠包など、昨今はタピオカブームもあって本当に色んなお店が乱立していますよね。

大通りのお店から市場通り、裏路地までを網羅した地元育ちの私が自信をもってご案内いたします。
善隣門(ぜんりんもん)から始まる大通りは観光に訪れた人は必ず通るところですよね。

今回はそんな大通りのお店をご紹介しましょう。

 

 

横浜大飯店(よこはまだいはんてん)

善隣門の真横に位置し、「横浜大飯店」の大きな看板が目印です。今や食べ放題のお店は数あれど、このお店が火付け店といわれるとか。サービスは賛否両論ですが、リーズナブルな価格が好評、しっかりした素材を使っているので中華街で食べ放題の定番といえばここでしょう。人気の北京ダックをはじめ、フカヒレスープや小籠包などの飲茶が100種類以上味わえるオーダー式バイキングです。
売店では元祖「アンニンソフト」をはじめ、お土産として人気のある「小さな月餅」、専属のパティシエが作る「エッグタルト」や「杏仁チーズケーキ」など幅広く取り揃えています。

 

横浜大飯店

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町154.
TEL:045-641-0001

http://yokohamadaihanten.com/index.html

 

 

SARIO聘珍茶寮(へいちんさりょう)

こちらも善隣門の真横に位置する老舗店。
萬珍楼や大珍楼と並び、中華街3珍楼のひとつ聘珍楼だったお店が時代の流れに合わせたのか、肉まんや点心などのお土産を扱う売店、2階と3階は麺飯や点心などをセルフサービススタイルで提供する気軽でカジュアルに利用できるフードコートが特徴的な人気のお店です。
また、ここではムスリム専用調理具を使用しており、ハラールフードに対応した醤油ラーメン、牛丼、バターチキンカレーなどなど…、食材・調味料に関してもムスリム専用の冷凍庫に保管していますので、イスラム教徒の方でも安心してお料理を楽しむことができます。

SARIO聘珍茶寮
〒231-0023神奈川県横浜市中区山下町143
TEL:045-663-5126

http://www.heichin.com/etc/sario/index.html

 

公生和(こうせいわ)

店頭ではフッカフカの出来たてを食べ歩きできる「フカヒレまん」の元祖販売店

創業80年以上になる老舗店であり、中華にまつわる食材や菓子、調味料や乾物、中国茶や中国酒なども幅広く取り揃えているのでいちど覗いてみるべし!

 

 公生和
神奈川県横浜市中区山下町152

TEL:045-681-2276

 https://www.kouseiwa.com/

 

 

老維新(ろういしん)

元祖「パンダまん」の食べ歩きができるお店。中身は餡子やチョコカスタードなど色々なものがありますが、その可愛いビジュアルが女性に大人気!定番の白黒パンダデザインの他に、緑やピンク、イエローなどカラフルなパンダが揃っています。話題性は抜群で一つ一つ手作りなのかよく見ると表情が何気に違って見えるのもグッド!

 

照宝(しょうほう)

中華街のほとんど中華店を道具や食器で支える、中華調理器具・食器・蒸籠が充実のお店。店内にはところ狭しと道具類や食器が並んでいます。

もちろん個人でも安心して購入可能で決して高いものでもありません。あまりにも種類が多く、わからない時は店員さんに聞くのもいいでしょう。

本場の調理人も利用するプロ仕様の道具が揃う他にも類を見ないお店です。

 

チャイナスクエア

シルクロード横浜大世界と並び、広大なスペースの大型複合施設。中華街限定のお土産や雑貨を中心に清潔館がある売店と併設のベビースターランドはお隣みなとみらいにあるヌードルミュージアムのリスペクトなのでしょう。さすが中華街と思われます。出来立てのベビースターラーメンの販売、作る過程を間近で見られます。

施設の地下にある風水トイレは100円の有料だけど利用したらなにかいいことあるかも!?

奥にある建物には「よしもと水族館」があり、チャイナスクエアと繋がっています。

 

華正樓(かせいろう)

横浜中華街の歴史を鑑みれば、広東省出身者が多い華僑に形成されているので広東料理が美味しいはあたりまえでしょう。

しかし、ここは別格の美味さかもしれません。

昔ながらの人には「肉まん」といえばここでしょう!というほど。本当に美味しい「肉まん」が売店で購入できます。食べ歩きの他にも保存が効く冷蔵品は日持ちは短いですが、それでも帰った先に待つ人へ思いを馳せると、みんなにいちどは食べてもらいたいと思わせるほどです。

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横浜中華街で食中毒!?入ってはいけない不味くて危険なお店まとめ!

横浜中華街に来られる観光客は年間300万人前後にも及びます。

日帰りや宿泊の方々を含めて皆さんは横浜中華街に何を求めて訪れるのか。
食に纏わる娯楽、美味しい中華料理を食べてお腹を満たし仲間や恋人、大事な人と楽しい時間を一緒に過ごしにやってくるはずだと思います。
そんな期待を胸に遠路はるばる訪れた横浜中華街で、大して美味しくもない料理を提供され高額請求、喧嘩腰にも近い横暴な態度や、執拗なお店の呼び込みなど、現実はガッカリするものばかりで犠牲者が増えるばかりです。年間300万人訪れているうちの1割~2割(根拠なし)はこの犠牲者がいるのではないかなと思い、ここに執筆することにしました。

▼美味しいお店はこちらから紹介してますので時間があれば覗いてみてください。
地元人厳選!横浜中華街の安くて旨いレストランおすすめ10選!!

今回は、訪れる皆さんが横浜中華街で嫌な思いをしてもらいたくないという考えから、「危険なお店」「不味いお店」などを紹介したいと思います。微力ではありますが、横浜中華街に訪れる皆さんのお役に立てられれば幸いです。余計なお世話かもしれませんが...。

まず、なぜ甘栗の強引な押し売りがあそこまでできるのか、なぜ大した占い師でもないのに「大先生が来ています!」と呼び込むのか、なぜ恥じらいもなく貧祖な食べ放題を出店できるのか、質の悪い低レベルなレストランがなぜがいくつも混在してしまったのか、どうやら紐解いていくと要因は老華僑と新華僑と言われる中国人に関係しているのです。

 

 

老華僑と新華僑

横浜中華街で商売している中国人経営者は主に2つに分かれます。

中国の政治政策で70年代後半から現在に至るまで海外に出た中国人を新華僑、別名ニューチャイナ。福建省出身の中国人が多く利益優先の商売手法で横浜のみならず池袋やはるか遠くのカナダのバンクーバーまで出ています。
それ以前のから日本で活動する中国人やその子孫は老華僑と言われていて、今では日本国籍を持つ3世・4世が社会で活躍しているのだそう。横浜や神戸で中華街を作り、飲食店や貿易業を営む人が多い。

 

新華僑に圧倒される老華僑 変貌する横浜中華街


▼以下、記事の抜粋です。

「現在、中華街で新規店を次々と出している新華僑は3つのグループがあります。それらの勢力はいずれも残留孤児の関係者だということになっていますが、なぜか残留孤児が多い中国東北地方の出身者ではなく、みな福建省の出身者ばかりだ」。祖父の代から中華街にいる老華僑はいう。

路上で、「甘栗売り」「食べ放題」の客引きをしている中国人に声をかけてみると、ほとんどが福建省福清市の出身者で占められていることがわかります。彼らは一様に留学生だと称しているが、毎日路上で客引きに専念している彼らがいつ学校へ行っているのか実に不思議である。もし彼らが留学生でないとすれば、一体、在留資格はどうなっているのか甚だ疑問が残る。

そもそも福建省は古くから華僑を多く排出している土地柄だが、なかでも福清市は密航の斡旋をする「蛇頭」組織が複数存在する拠点となっている。福清市出身の中国女性は来日するために偽装結婚という手段を用いることも多く、入国管理局も警戒している。

中華街の近くにある横浜きっての歓楽街・福富町は、蛇頭の斡旋で不法入国した中国人が多いと言われている。警察関係者は、その福富町と中華街のつながりの深さを指摘する。警察や入管が密航事件で容疑者を追い詰めても、中華街に逃げ込まれると、その足取りがぷっつりと切れてしまうという。「不法入国者がいったん、中華街に潜り込んでしまったら、不法滞在などで摘発するのが難しい」

さらに、大手中華料理店のマネージャーは、「中華料理のコックの免許を中国地方政府から買い取り、料理もできない中国人をコックに偽装し技能をもつとして日本の在留資格を獲得させ、来日するや中華街に派遣して働かせる組織もある」と打ち明ける。中華街の中には、偽コックの来日に必要な雇用契約書などの必要書類を20万円ほどで密航ブローカーに売り、さらに彼らの来日の手数料として80万円ほど蛇頭組織から受取っている新華僑の料理店まであるのだという。

これらの費用は、偽コックたちが借金する形で支払われる。彼らはその借金に利息を加えた額を返済し終えるまで、ただ働きに近い状態で働き続けなくてはならないのである。このように偽コックを受け入れる中華料理店にとっては、書類料と手数料の合計約100万円が懐に入る上に、コックがただ同然の人件費で働いてくれるという形になる。激安ブームに沸く中華街では、人件費削減は、強力な武器なのである。

「実際、中国の地方政府機関から発行された『一級厨師(コック)』の免許を持ち、招聘した中華料理店で働いていれば、そのコックや料理店を摘発することは不可能に近い」と警察関係者は嘆いている。

この中華街のビジネスに参入するには、数億円の権利金や数千万円の内装費などが必要となる。ところが、ほとんどの新華僑は、その開店資金を金融機関の融資に頼ることはない。現金一括で支払うのだそうだ。どうやって巨額の資金を調達するのか。その出所について老華僑たちは、「腐敗した地方政府官僚が、賄賂などで不法に得た巨額な金をマネーロンダリングするために中華街に店を作った」とか、「中国本土のねずみ講的組織が集めた金を投資した」などと噂するが、定かなことは不明である。だが、巨額な金が、中華街の新華僑の間で日常的に飛び交っていることは確かなようだ。

配膳の仕事をしながら地元の中華学校に子供を通わせている老華僑の主婦は、「子供の同級生のあいだでも、福建省から来たという子が増えている。その母親のなかには、特別仕事もしていないのに、ブランド品で身を固め、使い切れない程の金を持ち歩いている人も少なくない」と言う。

世界中に散らばる華僑の故郷とも言われる広東省で、親戚が横浜中華街でコックとして働いているという男性と知り合った。この男性は不動産で大儲けをしたという事業家なのだが、こんなことを話してくれた。「数億円で横浜中華街に店が出せるのだったら安いものだ。日本で店を持つことは中国ではステータスだし、中国で政変など何かが起きれば、そのまま日本へ行くこともできる」

横浜中華街は中国国内から流れ込む大量のチャイナ・マネーによって支配されようとしている。それは、伝統を築いてきたこの街全体を一変しかねない巨大な影響力をもたらそうとしている。

 

ニューチャイナが手掛ける店は食べ放題に留まらない

中国系移民は独自の文化を育み自分たちで仕事も生みます。
今や新華僑のニューチャイナが手掛けるのは何も食べ放題やレストランに限りません。

レストランを切り盛りするのに、下から支えるあらゆる業種を手掛けています。
看板やメニューをデザインからおこす制作会社や、お店の内装を手掛ける建設業者、小規模ながら広告代理店も、怪しいブローカー、ゲスいイベントプロモーター、甘栗を卸し小売りしている組織、酷い食材を卸す八百屋、数ある占い館に至るまで、ニューチャイナの経営者が存在、若しくは関わっているのです。

ある意味、街一帯を形成している新華僑のグループは、やり取りしている金額ももはや破格の金額で、正規の値段なんてまず通じません。そんな破格の値段で卸されてる食材がその価値なりの食材にすぎず、それが食べ放題などの店頭ででてくるんですね。

このことを知っていれば、たかだか2000円にも満たない金額で、満足な食べ放題などできるはずがありません。

 

横浜中華街にあるお店において「おもてなし」の概念は乏しい

横浜中華街のお店に入ってよく出くわすのがやる気のないサービスと冷たい眼差し。
はたまた舌打ちなんてことも度々あります。
中国人にとって、今雇われているお店にお客 が来ても来なくてもどうでもよいのです。なんせ時給ですから。いい仕事しようが適当に振舞おうが時給(稼ぎ)は変わらないので「もてなし?サービス?どーでもいー」になっている部分がほとんどだという。彼ら彼女らにとってみれば自分の稼ぎに直結するか否かが重要で、というかそれしかない。

チップを渡すと違った対応になるかもしれませんね。試す価値はなさそうです。
勿論これが経営者自らお客に携わるお店ならばこうはいかないと思います。お店の売上に直結することはわかっていますしね。結局お金なんですね。ただそのマネーもピンきりみたいです。▼

rigelstep.com

日本では創業150年以上の企業が数千社あるのに対して、中国で現在も存続する創業150年以上の企業は、たったの5社です。さらに、日本企業は「本業」と「長期投資」を重視しする点が、儲かると判断すればすぐに金融や不動産などに手を出す中国人とは違うということ。さらに、日本企業は株主の利益を重視する欧米企業とも違い、社会に対する貢献と社員・職員を重視するので、投資効率は低いが、長期に渡って継続的に利益を出しているということ。

こういった分析からも、中国人には足元の金儲けにしか興味がないのがわかります。ニューチャイナも例外ではありません。即金儲けに目が眩む中国人なら、いかに支出を抑えて、効果的に(少ないコストで)客を集めるか。そして高い利益を生むか。彼らはこれしか考えていません。経営者としては当然だと思うのです。ただ、"自分さえ良ければ"とか、"目先の利益を追及し目が眩む"、"利用できるものは何でも利用する"など、如何せん心が無いとうか、人間愛が足りないですよね。中国人、老華僑・新架橋問わずそんな人が多い気がします。
今や日本で騒がれているブラックバイトなど、中華街では当たり前ですからね。おもてなしを求めるほうがおかしな話なんでしょうか。
「実際に海外旅行、特に中国とか行くとわかりますが、海外と比べると中華街の接客って意外と悪いものでもありません。世界基準だとこれが普通なんです。日本がお店に求めるものが過剰なんです。」と中華街に住む台湾からの留学生が流暢な日本語で言ってました。

味は至って普通、残念な食べ放題店

鵬天閣(ほうてんかく)

中華街に2店舗ある1980円の食べ放題のお店。ニューチャイナな新華僑が経営です。大通りに面している店は「焼き小籠包」の売店があります。4個入で500円ですが、食べ放題のメニューにも焼き小籠包があり、値段設定の根拠ががよくわからない。

味はどうでもいい、お酒も飲まない、とにかく中華街なんだから安くて沢山の中華料理を食べたい!という人にだけおすすめです。

せっかくの中華街だから、他では味わえない美味しい中華を!と思ったら、ここはそれとは趣向が異なります。

横浜大飯店(よこはまだいはんてん)

老華僑が経営する食べ放題の店。確かに不味くは無いし外れも少ない気はしますが決して、美味しくはありません。
1階売店で販売されてる”杏仁ソフトクリーム”と”食べ放題”のレストランの評価は別ものだと知っておいたほうがよさそうです。店員は横暴で不親切。

大珍楼(だいちんろう)

老華僑が経営する食べ放題の店。レトルトみたいな味が飽きる。前菜を先に頼んでも最後に出されたりするので客目線ではないのは確か。バックヤード近くの席に着くと「カ~ッ、ペッ」みたいな痰を絡ませて吐くような音がものすごく聞こえてきて不快感満載です。

好好亭(はおはおてい)

以前は単品メニューを揃えるレストランだったのですが、いつのまにか食べ放題になってました。どうやらオーナーは福建省の人、いわゆるニューチャイナに変わったようで質と味はかなり落ちました。

金龍飯店 (きんりゅうはんてん)

新華僑が経営するシルクロードに面する食べ放題の店。メニューの北京ダックは貧弱なほど小さい。普通の味と思いきや、やや不味いと言ってもいいでしょう。全体的に不衛生でテーブルや椅子が油臭くベトベトしてます。

老北京(ろうぺきん)

このお店は衛生面がかなり気になります。金銭授受をした手で北京ダックを触ってました、素手です。味は下の中。

金鳳酒家(きんほうしゅか)

焼き小籠包の売店が併設されている新華僑が手掛ける食べ放題。味は至って普通、餃子の王将に劣る。店員は日本語が通じないものもいたので注文もできない場合がある。

 

龍江飯店(りゅうこうはんてん)

善隣門近くと大通りの店舗で、こちらも新華僑が手掛ける食べ放題。
作り置きの料理が出てきます。全体的にパンチがない印象。味は中の下。
大きなボールを直に地面に置き、業務用の杏仁豆腐を一生懸命作っていた”呼び込み”の人。調理というより作業ですね。

皇朝(こうちょう)

料理に奥行きがない食べ放題。世界チャンピオンの料理と謳いながら料理が普通以下。味に奥行きがない。この料理が世界チャンピオンなら私の妻でも世界一になれるんじゃないかと錯覚します。

龍翔記(りゅうしょうき)

 

絶対入ってはダメ!危険!ヤバすぎるから近寄るな!!

華龍飯店(かりゅうはんてん)

大通りに面した食べ放題店。横浜中華街では危険度MAX No.1!
不味さや接客サービスもさることながら、衛生面でもヤバすぎです。ここで食事して本当に満足された方々がいるのだろうか?
2017年に集団食中毒をおこして営業停止に追い込まれるも、公的な食品衛生局の目を掻い潜り、何気ない顔で現在も営業しています。反省の色も伺えない最悪なお店です。

news.livedoor.com

▼集団食中毒で行政から営業停止処分を受け、お店の休業を知らせる張り紙は「調理器具故障のため」などとしてネット上では炎上しまったようです。本当に最低です。


華龍飯店調理器具故障

yagoolab.jp

▼修学旅行の中学生62人は氷山の一角な気がしてなりませんが、黄色ブドウ球菌カンピロバクターサルモネラ・病原大腸菌O157・ノロウイルス・異物混入と、華龍飯店からいつ出てもおかしくはない状況だと見ています。

 また、外に売店が設置されており、焼き小籠包が売られてるのですが「硬くて食えねぇよ!」と購入者か調子がいいスタッフに焼き小籠包を投げつけていたのを目撃したこともあります。完全に日本人をカモにしているのでしょうかね。 悪の化身ですね。

華福飯店(かふくはんてん)

こちらも大通りに店を構える食べ放題店。危険度MAX No.2!
実は華龍飯店の系列店舗の姉妹店で、オーナーは同一人物らしいです。やっていることは全くもって華龍飯店と一緒です。呼び込みは必ず観光客をターゲットに、嘘八百の誘い文句と酷い料理の提供で嫌がらせにも似たサービスと散々な店です。
典型的な安かろう悪かろうなので侮らないほうが良いです。


龍海飯店(りゅうかいはんてん)

最高クラスの料理人が作る食べ放題のお店。店員や盛り付け、いちいち雑です。
広東省にある5つ星ホテルで修業した料理長らしいですが、どのホテルか教えてもらいたいものです。特級料理長といいながら単なる作業員だったりして。そんなことが垣間見れる雰囲気でした。
本場の味を追求した、最低の味と盛り付けです。

龍城飯店(りゅうじょうはんてん)
龍興飯店(りゅきょうはんてん)
龍翔記(りゅうしょうき)
海源酒家(かいげんしゅか)
品珍閣(ひんちんかく)
中華街大飯店(ちゅうかがいだいはんてん)

ここは北京ダックを食べ放題できると売りにしていますが、期待して入ると裏切られます。北京ダックの皮はしんなりしていて、とてもパリッとはしていません。酷いの一言。料理の味もとても料理人が作っているとは思えないほどまずいです。自分でつくったほうがまだ美味しいんじゃないかと思わざるを得ないほど邪悪なお店です。

萬源酒家(まんげんしゅか)

品数が売りの食べ放題。どれも似たり寄ったりという感じです。素材に下味がなく生臭い。会計のお釣は睨まれながら投げられあます。

 

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地元人厳選!横浜中華街の安くて旨いレストランおすすめ10選!!

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神奈川県でも有数の観光地、横浜中華街。デートの定番ルートとしても有名ですがドラマの撮影やグルメ番組のロケ地としても大人気ですよね。
この前までオンエアされていた新垣結衣星野源主演の「逃げ恥」や、最近だと浅野忠信神木隆之介主演の「刑事ゆがみ」、日本テレビ系で放映中の「今からあなたを脅迫します」では武井咲ディーン・フジオカ扮する主人公の仕事場(アジト)が中華街の中にあるという設定でロケが。このドラマ自分もなるべく観ているのですが、テレビっ子である小6の娘が全話視聴中。ハマってます。「あぶない刑事」世代のお父さんには娘の話題について行くのに必死なんです。
 そんな魅力ある横浜中華街ですが、よく耳にするのが「どの店を選んで良いかわからない」「どれも同じような店ばかりじゃないか」というもの。初めて訪れた人なら誰もが感じることでしょう。
そこで今回は私の独断と偏見で横浜中華街の旨い店をご紹介。大通りから裏通りとなかなか入りにくい裏路地までプロ技と中華の伝統が光る選りすぐりのレストランです。

と、その前に中華料理の基本的なところを説明させてください。

 

中華料理の特徴

中華料理とは土地・民族の特色を映す地方料理の集合体です。
中華圏を地図で見てもらうとわかるように、土地は広大で地方によって気候や風土、文化や歴史は異なります。
日本も東北と九州では味付けや食材に特徴があるのと同じで、その土地の気温や湿気など様々な環境で育まれた特産物と調味料で味付けが違うのです。
このような背景から中華料理は東西南北に、上海料理四川料理広東料理北京料理のように大きく分けられるのが日本では一般的で、これらは中華四大料理と言われています。
さらに区分すると中華八大料理とも呼ばれていますが、ここでは中国四大料理をわかりやすいでしょう。

 

中華四大料理は主に以下のカテゴリーに分類されます。それぞれの料理の特徴を知れば、もっと中華が楽しくなることでしょう!

 

醤油や味噌などを使った濃厚で甘みのある料理と素材の味わいを生かす「上海料理」(しゃんはいりょうり)

中国東部に位置し海を臨む中華最大の都市である上海は新鮮な魚介類をふんだんに使った料理が数多くあります。素材そのものの味を生かした上海蟹、あっさりした小籠包や八宝菜等はお馴染みですね。こういった淡白な味付けがある一方、酒や黒酢、醤油や味噌などの醸造品の特産地でもあるため甘辛く、濃厚な味付けの料理も多いのが特徴。豚の角煮も上海が発祥の地です。
ちなみに中国では上海料理は西洋の影響を強く受けているため、伝統的な中華料理とは区別されていて「新中華料理」と呼ばれてたりします。 

 

舌が痺れるほど様々な香辛料の味わい「四川料理」(しせんりょうり)

中国西部にある地域、四川省は何といってもその辛さ。麻婆豆腐に担々麺、回鍋肉(ホイコウロウ)や青椒肉絲(チンジャオロース)等々…。日本でも馴染みある料理ばかりですが、本場の四川料理の味付けは「麻辣」(マーラー)を信条としています。麻辣とは「痺れるような辛さ」を意味する言葉。唐辛子や山椒などの香辛料が多く使われているため、中華四大料理のなかでもダントツの辛さです。
なぜここまで辛い料理が発展しているのかというと、四川の気候に関係しています。
四川省は盆地で湿度が高く、夏はうだるような暑さが続く熱帯地域です。霧が出ていたり曇り空も多く、日差しも照ることが少ないので住人たちは汗をあまり掻くことがなく新陳代謝が悪くなりがちです。そこで、山椒や唐辛子が多く使われた料理を食べることで、発汗促進・食欲増進・血液良好・夏バテ防止・肥満予防などなど、さまざまな効果が期待できる辛味の強い料理が発展してきました。四川料理は熱帯気候に打ち勝ち健康を維持するために生み出された料理なのです。

 

変化に富んだ慈悲深い味わいと飲茶などが知られる「廣東料理」(かんとんりょうり)

中国南部の広州地域は 廣東料理は日本において、最もポピュラーな中華料理ではないでしょうか。酢豚(スブタ)、かに玉、焼売(シュウマイ)、炒飯(チャーハン)、ワンタン麺、叉焼(チャーシュー)等々…。中国茶と点心を楽しむ飲茶文化も廣東料理のひとつです。
廣東料理の特徴は、食材のレパートリーの豊富さ。中国では「廣東の人はなんでも食べてしまう」と言われているそうです。あの有名な燕の巣やフカヒレといった高級食材も広東料理ならでわですね。海が近いことからナマコやアワビ、ホタテやエビなど魚介類を豊富に使った料理が多いのも特徴となっています。

 

柔らかな食感と体を温める料理が多い「北京料理」(ぺきんりょうり)

中国北部の中でも南側地域に位置する山東省がルーツ。特徴は香りが強めで塩辛く、食感は柔らかい、彩りが鮮やかでつくりは繊細なこと。透明なコンソメスープ(清湯)と白く芳醇な牛乳スープ(奶湯)がよく使われ、ねぎなどを香味料に使う。寒い地方であるため、体を温める料理が多いのも特徴です。水餃子やラム肉を使った火鍋とアヒルを丸ごと炉で焼く北京ダックなど、ゴージャスな宮廷料理が有名。

 

「食べ放題」のお店に入ってはいけない理由

昨今の横浜中華街にはどこもかしこも食べ放題のお店ばかり。私は食べ放題は嫌な思い出しかないのでアンチ食べ放題です。大通りは特に食べ放題の勧誘(呼び込みしてるところに限って料理は実力以下)と強引な栗の押し売りが凄まじいので危険です。食べログとかグルナビにせよ、リクルートもそうだと思いますがお薦めランキングサイトとか情報サイトで紹介されてる食べ放題のお店は、まず広告色が強いビジネス絡みで間違いないでしょう。実際に利用してみて感じた私が断言します。惑わされてはいけません。店員も横暴でムカつきますしね。ムキッ!
どうしても食べ放題に行きたいのであれば、味に過度な期待をしてはいけません。さもないと、怒りと後悔の念だけが記憶に残ることでしょう。「これなら実家の中華料理屋のほうがうまくね?」とか「この料理冷えきってるけど作り置きしてない?」と思うようなところから、「クソ不味い!」と言わざるを得ないところも実際にあります。1番厄介なのが圧倒的に「普通のクオリティ」で出してくるところ。下手に文句も言えず...料金はしっかり払わされる。こんなもの横浜中華街で食べる意味がありません。
因みに紹介しますが感じ方は人それぞれで個人的な見解だということを前置きします。

▼詳しくはこちらも

 

観光客・一見(いちげん)相手のダメな店「料理は王将以下のクオリティ」レベル
  • 鵬天閣
  • 横浜大飯店 
  • 大珍楼 (店員が食事中の客の目の前で痰を吐いてた最悪。)
  • 金龍飯店 (地べたに食材放置)
  • etc...

 

間違っても絶対入ってはいけない危険なお店「クソ不味!金返せ!」レベル
  • 華龍飯店(店員の舌打ちが多く料理がぬるく味がない)
  • 龍海飯店 
  • 龍江飯店 (客引きが強引でキレた)
  • 中華街大飯店 
  • 華福飯店 (汁物は親指がだいぶ浸かって出され、全体的に料理がぬるく不味い舌打ち有)
  • 萬源酒家(エビや鶏肉の素材に下味がなく生臭い会計のお釣は睨まれながら投げられる)
  • etc...

全ては書ききれませんが、要注意だと感じたところはこんなところです。
特に「華龍飯店」は2017年に集団食中毒を起こしてます。やっちゃってますね。

そして実は「華福飯店」と「華龍飯店」は姉妹店であり経営者が同じ中国人なのです。これを知ったとき私は妙に納得してしまいました。調理人や店内が衛生的に汚いのは中華街の「食べ放題」に共通して言えることです。

 

記念日などバシッと決めたいときは無難で安定した老舗で!

豪華中華、高級老舗は味やサービスが安定していますし無難です。お値段も1人¥3000位からと、一昔前に比べればそれほど敷居が高い訳でもありません。
しかし、こういったお店はここぞってとき、例えば記念日とか宴会、冠婚葬祭関連のときにこそ利用したいところ。

 大通りでお店をチョイスしたいなら基本的にこれらのレストランをチョイスすれば間違いなしです。

地元民も通う庶民的でディープ、気軽さがあるお店

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です!
私が紹介するのは庶民的でディープさを重視し、地元民にも愛されるような気軽さがある、そして私が"旨い"と感じたお店です。

 

 店舗の向かいで製麺所を営む「萬来亭」(ばんらいてい)

中華街でもだいぶはずれの位置にはなりますが元町寄りの通りになります。私も独身時代、月に1・2回は通っていました。お店の目の前で製麺所を運営していることもあってか、麺料理に定評があります。「上海やきそば」が看板料理。全体的に丁度よい味付けで、調理人は上海料理を基本に置いているんだなというのが舌から伺えます。
ランチよりも、ディナーは出される料理の味の質が良い。それはただ作り手が違うんだろうなと思いますが未確認。なので皆知ってか知らずか、昼よりも夜のお客が絶えないようです。比較的女性の比率が高いのが萬来亭の特徴で、近所のお店経営者関係の方々や奥様方が頻繁に食べに来られているようです。美味しい。

 

萬来亭(ばんらいてい)
 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町126
 TEL:045-664-0767
営業時間:
〈平日〉11:30~14:30・17:00~21:00 (L.O.20:30)
〈土・日・祝日〉11:30~21:00 (L.O.20:30)
定休日:木曜日
ホームペーwww.chinatown.or.jp/shop/萬来亭

 

飛び散る肉汁コラーゲン焼き小籠包「王府井」(わんふーちん)

台湾料理が主体なのでしょうか、焼き小籠包の「正宗生煎包」(まさむねさんちぇんぱお)が看板商品。キャッチフレーズに"溢れだす肉汁コラーゲン"と唱っているだけあってかじると中の肉汁が飛び出します!
台北で食べられる胡椒餅(こしょうもち)も日本ではここだけです。大通りに3店舗と市場通りに1店舗もあり、お土産品や実演品(食べ歩き)が中心のお店です。中でも朝陽門(東門)から程近い大通り入り口に構えるお店はレストランが併設されていて、小籠包や正宗生煎包といった飲茶点心もオーダーできるので落ち着いて味わえます。出される料理も意外と美味しかったんです。市場通りに構える店舗が食べ放題の金鳳酒家(きんほうしゅか)と併設されてる売店があるので、アラカルト料理の味には期待はしていなかったのですが、繊細な味付けに驚かされました。店員の態度は中の下くらいですが十分お薦めできるお店です。

 

王府井(わんふーちん)レストラン
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町185
TEL:050-5570-7264
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:無し
ホームページ:www.wangfujing.co.jp

 

中華街で働くシェフ達が夜な夜な通う「東北人家」(とうほくじんか)

横浜中華街では珍しい中国東北地方の料理を主体とするお店で中国人のお客が多い。
夜に伺ったときは同じ街の中華料理店で勤めている人がいました。観光客や地元民より外国人、特に中国人か中華マニアの人がほとんどです。あちこちから大声で中国語が飛び交ってましたし。
ゴリ押ししているのが焼きそばなのですが絶対日本人向けのメニューでしょう。
私がお勧めなのは羊肉やホルモン、野菜を香辛料とか唐辛子で使用した料理。これが東北人家の真骨頂でしょう。味付けのベースは塩か醤油とシンプルですが、中華なのにパクチーの刺激があったりとエスニック好きにはたまらない要素ではないでしょうか。

「毛血旺」(マオシュエワン)はハツモト、センマイ、豚血豆腐と野菜の煮込み鍋。意外と辛くないんです。羊肉の串焼きはややスパイシーで美味しい。
そして他にもディーン・フジオカを"旨い"と唸らせた珍味のカエル料理も注文できます。

 

東北人家
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町214
TEL:045-641-7595
営業時間:11:00分~14時00分・17時00分~2時00分(L.O.1:30)
定休日:無し
ホームページ:www.chinatown.or.jp/shop/東北人家

 

本場四川の味に舌がうなる「景徳鎮」(けいとくちん)

看板料理の「陳麻婆豆腐」(ちんまーぼーどーふ)は四川料理初心者には少しハードルが高い一品。口から火が出るほど超激辛。ただし辛さは調整してもらえるので辛いのが苦手な方は辛さ調整を頼まれたほうが無難です。
他にも四川料理らしい唐辛子や花山椒を使用した料理は舌が痺れて汗だらだらです。マジでヤバい!
市場通りに面した景徳鎮ですが、他にも景徳鎮酒家・景徳鎮新館・景徳鎮別館があり、
ホームページなどで「“景徳鎮酒家” “景徳鎮新館”は別会社であり姉妹店等ではございません。」とハッキリと突き放してます。何かうさん臭さが漂いますね、ホームページ自体そっくりですし。

味は間違いなく純四川といったところですので辛味好きの方にお勧めですし、くれぐれも中華四川の上級者向けである店ということでご注意ください。

 

景徳鎮(けいとくちん)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町190
TEL:045-641-4688
営業時間:
〈平日〉11:30~22:00 (L.O.21:30)
〈土・日・祝日〉11:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日:無し
ホームページ:http://www.keitokuchin.co.jp

 

廣東料理の老舗「徳記」(とっき)

中華街のお寺、関帝廟(かんていびょう)のある通りから裏路地に入ったいちばん奥に構える広東料理のお店。「豚足そば」が看板メニューですが、個人的に豚足が苦手です。
このお店で注文していただきたいのは、「羗葱白灼尤鱼」(イカの湯引き)。歯でさくっと切れるほど柔らかいイカに特製ソースとネギを絡めながらいただきます。徳記の炒飯(ちゃーはん)もしっかりした味付けで美味しい。
この味がまさに純廣東!これがマジでうんまい。1度は食してみるべし。

しかし店員は上から目線でこられるので注意したいところです。二人で円卓に座っていたら勝手に相席にされるとか、「忙しいから注文は1つづつ」とか言われたりする場合がありますので心得ておきましょう。

 

徳記
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町166
TEL:045-681-3936
営業時間:
〈平日・日〉12:00~14:30(L.O.14:00) 17:30~20:45(L.O.20:00)
〈土・祝〉12:00~16:00(L.O.15:00)
定休日:無し
ホームページ:無し

 

横浜中華街でも無二の存在「山東」(さんとん)

店名の通り北京料理のルーツでもある山東料理を主にした家庭料理を提供しています。
看板料理は水餃子なのですが、タレが特徴的で香辛料とココナッツが効いています。週末にもなると狭い路地に行列ができるほどの人気ぶり。殆どの人が水餃子目当てではありますが、ナマコ料理や旬菜料理も香辛料が効いていて美味しいです。
本店と2号店の2店舗はすぐ隣同士の間隔ですが、本店がお薦めです。スタッフの方は不愛想ですが中華街ではまだマシなところ。基本的に中国人は皆、売り手と買い手の立ち位置の考え方が日本人とは違うのです。

 

山東(さんとん)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町150
TEL:045-651-7623 (お問い合わせ)
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:無し
ホームページ:http://www.santon.co.jp

 

地元調理人も通い食らう福建炒飯「東光飯店」(とうこうはんてん)

 善麟門の手前、加賀町警察署の前に構える香港料理のお店。日本人好みの味付けが評判です。看板料理の福建炒飯(ふっけんちゃーはん)は"餡掛けチャーハン"のこと。野菜やお肉がゴロッと具沢山で美味しく飽きない。

「"福建炒飯"とは、香港で福建人が考案したも」のというのが名前の由来らしく、福建料理のカテゴリーではないそうです。
また、サンマーメンや炒め物もサッパリした印象でコッテリ感がなく、こうして執筆している間にも食べたくなってきます。麺ものや飯もの好きな人は訪れてもいいかもしれません。

 

東光飯店(とうこうはんてん)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町202
TEL:045-681-4617
営業時間:11:30~24:00(L.O.23:30)
定休日:無し
ホームページ:www.chinatown.or.jp/shop/東光飯店

 

やや手狭なフロアだが料理の質とサービスが高い「隆蓮」(りゅうれん)

広東料理のお店。ご主人は元々"聘珍楼"で黒服を務められていたそうで、中華料理のウンチクもズバ抜けてます。
上の写真、古代小麦を使った特注麺で作る「不老長寿の海鮮スープ麺」は透き通しの良い優しく澄んだ味が印象的。

殆どの料理が完璧な仕上がりで、特に"蒸し鶏の冷菜"は美味しかった。鶏肉の生臭さはしっかりと処理しされていて火の通りや垂れとニンニクとネギの薬味は絶妙なバランスで他店のものとは抜きん出てました。

 

隆蓮(りゅうれん)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市 中区山下町151
TEL:045-222-3558
営業時間:
〈月・水~金〉11:30~14:30・17:00~21:30(L.O.20:30)
〈土・日・祝〉11:00~21:30(L.O.20:30)
定休日:火曜日
ホームページ:ryu-ren.jp

 

迸る杭州料理と“排骨”が自慢の老舗「三和楼」(さんわろう)

創業昭和37年の杭州料理と上海料理が食べられる三和楼。関帝廟通りでひときわ風格を放つ外観が目印の老舗です。無数の料理店が犇(ひし)めく横浜中華街で長年営み続けられるのは客からの支持があればこそです。

排骨(パイコー)が売りの三和楼はなんと言ってもリーズナブル。排骨とは骨付きスペアリブのことでこちらでは中華そばや炒飯に添えて提供しているものが人気。写真の排骨麺は存在感のある肉厚なスペアリブと丹念に旨味を抽出したサッパリと澄んだ上湯スープの組み合わせが食欲をそそります。

 

三和楼(さんわろう)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町190
TEL:045-681-2321
営業時間:11:30~21:30(L.O.20:45)
定休日:水曜日
ホームページ:www.sanwarou.com

 

アサリそばだけじゃない!料理は実力派の味「吉兆」(きっちょう)

大通りから市場通りとは反対側の路地沿いにお店があります。アサリの中華そばが看板メニューです。スープはアサリでしっかりとダシをとっているので濃厚且つ旨味がすごい。

しかし私がお薦めするのは"うま煮"という料理。「番茄牛肉」(トマトと牛肉うま煮)や、「口油青菜」(青梗菜のクリーム煮)などどれもコクがありまろやかで旨い。また、「紅焼口肉」(豚肉の赤煮)は花巻という中華の蒸しパンに添えて食べると幸せです。

女将さんは少し化粧が濃いめですが日本語が達者で感じのよい方でした。そういった意味ではレアなお店とも言えるでしょう。 

 

吉兆(きっちょう)
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町164
TEL:045-651-9157
営業時間:11:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:月曜日
ホームページ:www.kitcho164.com/

 

まとめ

いかがでしたか?

他にも梅蘭(ばいらん)や大連餃子基地DALIAN(だいれんぎょうざきちだりあん)等々、もっとお薦めできるお店はあるのですが中華街以外にお店を構えていることもあり、今回は厳選させていただきました。せっかく横浜中華街まで訪れるのですからココでしか行けないお店、ディープでレア、地元の人も利用するところをポイントに紹介させてもらいました。

「食べ放題はちょっと...」「畏まったお店も少し入りずらい...」とお思いの方には朗報ですよ。

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家具は「カリモク」ならぬ「モリモク」

ダイニングテーブルを買いたい

家の中で食事をする場所というのは大切だと思う。わが家に限らず、子どもを持つ家庭なら皆ダイニングテーブルで食事をとりながら「今日は学校で◯◯くんと◯◯した~」とか「明日からの連休はどこ行こうか~」とか、家族の様々なコミュニケーションが生まれる場所です。そしてこのダイニングテーブルでの食事を支えるのがキッチン。お母さんがキッチンで料理をしてダイニングテーブルを彩る。家族が活きるも死ぬもキッチンとダイニングテーブルの繋がりや動線次第と言っても過言ではありません。食事は毎日することですから。
わが家のダイニングテーブルは子どもたちの宿題やお母さんの家計簿とインスタ映えする写真撮影の場などで多様な使い方もされています。分譲マンションの間取りなのでリビングと繋がって寛ぐスペースとしても利用していたりもする。
このように、ダイニングテーブルの役割というのは家の中で非常に重要だと感じています。   

家族が自然と集まる場所にしていきたい

新しくダイニングテーブルを購入するにあたり、限られたスペースで皆が自然に集まり、部屋のインテリアに馴染むものにしたい。
シンプル且つナチュラル色の四角いもので幅1800mmサイズ、片側がベンチタイプが条件。ベンチタイプなら子どもたちが「座る」という行為が椅子に比べて気軽にできると思うし、背もたれが無いのでもたれ掛かかることはできません。
うちの子どもたちは椅子の後ろ脚でバランス取りみたいな遊びをよくしている。行儀が悪いしひょんなことで後ろにでも倒れたら危険!しかも椅子の脚で床にキズが付くんです。注意は促してるんですがなかなか言うことをわかってもらえません。ベンチなら簡単に椅子で遊ぶことはできないでしょ。

福岡県の大川家具で衝動買い

目ぼしいものはないかなとGoogleで検索し続けたり、都内の老舗家具店や百貨店、大塚家具やニトリといったチェーン店は勿論で、長野や広島、九州にも足を運びました。1年の間で全国津々浦々です。
九州の福岡県大川市にある大川家具ショールームでは、ダイニングテーブルを探しに訪れたはずが色々と目移りしてしまいました。
キャメル色の二人がけ革ソファと、キッチン収納のための食器棚をガチで購入!!
予定外の出費でやりくり大変!!ではありますが、後悔はしてません!(たぶん)
ソファは色とデザインが全て自分好みのドンピシャだったのと、食器棚に至っては値段の割りにしっかりした質感とデザイン、幅1300mm(幅1200mmや1500mmは出回ってるのですが...)というわが家の設置スペースいっぱいのサイズ感が心打たれ、湿気や地震の対策といった機能的なところが決め手でした。ここ、大事です。
 

 モリモク家具の「エブリーダイニングシリーズ」

大阪駅前に聳え立つ梅田阪急百貨店の家具フロアには、センスが良いなかなか見かけないようなダイニングテーブルが置かれていてかなり惹かれました。新宿の伊勢丹もそうですが都会の百貨店のバイヤーは他では置いてないもの揃えますね。消費者の目が肥えているのもあるのでしょうが感心します。観ているだけで楽しい。
そんな中、ネットの検索で見つけたのがモリモクという家具屋が手掛ける「エブリーダイニング」シリーズ。自分の理想というかわが家のダイニングのイメージにピッタリだなと気になった。テーブルを支える足のデザインと木材の自然な感じが写真を見て感じとれたというのが主な理由です。 

テーブルの脚は2脚、角に脚がある4脚と比べて座るときテーブルとベンチの間に端からスッと入りやすいと思います。4脚だと脚が邪魔して端から入りにくいのでベンチを一旦後ろに引いてじゃないといけない。それかベンチを跨いで座らなければなりません。
上の写真に写るチェアは回転式だそうなので下の写真のチェアにしたいと。

 

このチェアの質感などは実際に触ってみないとわかりませんが、背もたれから後ろ足にかけて1枚で繋がっているデザイン。
前にこの背もたれと足のデザインに似たダイニングチェアをどこかのショールームでみたことがあったが、黒の差し色が少し入ってイタリア製だったかな、桁が違ってたのを記憶していた。モリモク家具がこれを複製したものだとしても、椅子として造りがしっかりしたものであればまーいいかなと。美しいデザインだし。 

しかし、家具の「カリモク」は有名ですが「モリモク!?」いかにも怪しいと感じてしまうのは自分だけではないはず。ネット上に出回っている写真があまりにも少なく、尚且つ同じような加工っぽい写真(さっきの写真)ばかり。なので実物を見て判断したい。

ちょうど岡山県倉敷市へ出張ができた(個人的都合で仕組んでみた)とき、帰りに香川県高松市ショールームまで行くことができました。(ほぼ会社の経費、ごめんなさい)
 

高松に意外と多いのは家具屋さん

目的地は高松市の仏生山(ぶっしょうざん)。
JR高松駅からローカル線の琴電琴平線に乗り換えるのですが、せっかくだからと瓦町まで散歩がてら歩いてみることに。
うどん県とは聞いてましたが高松市内の繁華街には本当にうどんのお店が多い。関東圏で生活している者ならそんなにうどん食べる人いる?と考えてしまう。覗いてみるといるんですよね、どの店にもそこそこ客が入ってる。で、うどん屋さんの次に目につくのが家具店とかインテリアショップ、結構沢山ある。時間があるならじっくり来店したいところです。
 

気になったものは実際に触れてみるのがいい

予めモリモクのスタッフさんにはエブリーダイニングを見に行くと連絡していたので店頭ですんなり出迎えてくれたご主人。
ショールームというにはちょっと...と思うような広さでしたが、世間話もそこそこにじっくりまじまじテーブルを拝見させてもらいました。念願のダイニングテーブルとご対面で感極まる思いです。想像してた以上に良い質感と色。存在感はそこらのチェーン店で見かけるテーブルより全然あります。ここでご主人に購入を決めたことを伝えました。やっぱりわざわざ見に来てよかったと心底思えた。実際に確かめるように座ってみたり撫でてみたり、写真だけでは知り得ない感覚は購入前に確認して置くべきだとつくづく思う。
奥には事務所を構えいるようで、その日いたスタッフさんたちのご紹介を授かりました。お店の隣に案内され、通されたのが木材加工場みたいなところで辺りには木屑が積もり舞ってた。用意されていたのはテーブルの天板が3枚。ご主人曰く「木目がそれぞれ違うから好みのものを選んでほしいんです」と。木目はあんまり拘ってないんですよね自分。どれでもいいので目の前にあるもので即決。ご主人は苦笑いでした。

 

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 モリモク家具 (有限会社モリモク)

〒761-8077 香川県高松市出作町170-1
TEL 087-840-1950

 

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ダイニングテーブルを購入して拉致られた先は?

その場でクレジットで支払いをと考えていたのですが、利用ができないとのことでスマホから指定口座に振込手配をかけました。
本当に便利な世の中になったものだと思う。十数年前なら銀行などにいってやらなきゃならない振込作業なのに、今どきはスマホひとつでその場でできてしまう。
出荷日や納品日やらを確認したあとは、半ば強引にご主人の車に乗せられた。最寄りの仏生山駅までこのまま送ってもらえると思いきや、途中ひらめいたように「是非食べてもらいたいうどんがあるんですよー!」とご主人。駅とは違う方向へハンドルを切り出しました。
高松まで来てうどんを食べずに帰るのもなんだなぁ、地元の人が薦めるうどんでも食べて帰ることに。 

モリモク家具のショールームから車に乗って10分程度、連れてこられたのは仏生山の法然寺というお寺。なんとその敷地内にうどん屋さんが営業してました。駐車場はものすごく広く、車が沢山停まってる。その車を停めた人たちはお寺ではなく、うどん屋に来店している模様。お店がお客でごった返していてかなり繁盛している様子。平日の夕刻に差しかかかろうという時間帯なのになんちゅう混み具合だろう。
ご主人はどや顔で一言「地元の人間ならまずこのお店ですよ」と。意外と直ぐに席に案内されたのは回転率が異常に早いからだろうか。蕎麦屋でもそんなもんだっけな、食べたら直ぐ席立つし。
蕎麦なら週に1度は食べてるんですが、うどんは食べる習慣がありません。むしろ蕎麦屋のサイドメニュー的な感覚でうどんを食べに行くことに違和感すら感じる。冬定番の鍋にシメのうどん(自分はおじや派ですが...)くらい。横浜市内には今でこそうどん屋のチェーン店がありますが、少し前までうどん屋自体ありませんでしたし。

本格手打ち讃岐うどんを初体験

メニュー豊富な中から注文したのは肉うどん。
待ってる間はカリモクご主人から家具ビジネスのあれこれを聞かされたりしたので、消費者の心理として正直に感じた範囲でお話させてもらいました。ダメ出しとも言えるかもしれませんが...。良いものを手掛けてるのだから重要はあると思うんです。ホームページはデザイン的にも改善の余地がかなりあり、今の状態では誰もそこでお金を使おうとは思ってくれないとか。それに付随するキーワードとかSEOとか。カリモク家具知ってる人ならまず怪しがるとか。商材の良さがネット上ではまず伝わってこないとか。じゃあどうしたらいいのか...etc...。こんな類いのことをこれでもかと言ってみた。社交辞令みたいなものは一切なしでキッパリ。ご主人、だいぶ頭を抱えて凹んでました。
うどんはとっくに出てきてたのですが、食べてみて感じたのはコシが強い。三重県伊勢うどんは変な言い方だけど汁を吸った麺のようなべっちゃりした柔らかい感じ。伸びた麺、それがうどん。というイメージが先行していました。
しかし今食べたうどんは程よく歯ごたえがあって出し汁が麺に絡まってる。うまい!初めての「讃岐うどん」に感動!
ご主人、連れてきてもらってありがとう!
讃岐うどん」は伊勢うどんとか関東で食べるうどんとは全く違う食べ物と考えたほうがよさそう、軽いカルチャーショックを受けてしまった。

 

本格手打ちさぬきうどん 竜雲

 〒760-0000 香川県高松市仏生山町甲3207-2

TEL:087-889-1217

【営業時間】

平日 11:00~15:00

土日祝日 10:30~15:00

定休日 火曜

 

www.shikoku-np.co.jp

 

モリモク・エブリーダイニングが無事に届く

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後日、わが家にモリモク家具で購入したダイニングテーブルが無事にインストールされました。この馴染み具合、部屋の雰囲気が良い意味で変わりました。
大事にしていきたいと思います。

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高崎で必ず寄るべきお店はココ!


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8日間出向いた出張先は群馬県高崎市。ちょっとした監獄のような気分で落ち込んでいました。
というのも泊まったビジネスホテルや繰り出した飲食店の食事が全くもって口に合わない。

 

 

朝食を占領していたのは!?


ビジネスホテルの朝食はバイキング形式で自分でお皿によそうんですが、ある朝、ホテルの食堂へ行くとほとんどモノがないときがありました。ふと周りを見渡すとガタイのいいお兄さんたちがテーブルにわんさか居てご飯食べてる。(←というかムサボッてました。)

ん?どっかで見たことあるなぁ...

 


え!?


中西学

あなたたちもしかしてプロレスラー!?

 

学生時代、新日本プロレスは見てましたから中西学選手は知ってたんです。

そう、みんながガッつくもんだから料理の作り手が間に合ってないんですね。

プロレスラー中西学さんの朝食の量に衝撃!


朝の出勤前はのんびりなんてしていられません。仕方なく最寄りのコンビニで済ませました。(←後日朝食代はフロントで返金ぢてもらいました涙)

 

精神的な辛さ


何より致命的なのが、気の許せる人がここ高崎には1人もいないということです。
精神的にも肉体的にも辛い出張先の高崎市。歳を重ねると寂しさ極まる...ということでしょうか。数年前まではこんなのなんともなかったのに。

しかも前述の不運に苛まれ、口に合わない食事が2日も続くと誰でもイライラしてしまうもの。
モチベーションが維持できず途方に暮れ、暇さえあればGoogle先生に解決策を求めていくようになっていました。ひたすら検索!キーワードを変えては検索!!検索の嵐です!

そして候補に上がった中の一つが「上州山賊麺 大大坊(ダイダラボウ)」
平均的に評価が高い味だというので早速勤務後の夜に出向くと数名が並んでました。

 

山賊ラーメンに救われる


注文したのはスタンダードっぽい山賊麺。スープからツーンと香るのはキノコ類でしょうか。蓮華で口に頬張ってみるとやっぱりキノコ系の味が強い!少し濃いめ、麺はほどよい太さでしっかりとスープが絡む感じ。初めて味わう鶏ガラ、キノコベースに最初は嫌悪感があったものの、食べていくうちにこれはこれで美味しいじゃないか!と癖になっていくのでした。
明くる日も来店。そのまた次の日も。
結局、高崎に滞在期間中後半は毎日通ってしまったのです。ひと時の幸せを求めて。

自分は特にラーメンが好きというわけではありません、むしろ好んで食べないほうですが上州ラーメンの味は唯一、この街で自分の舌にマッチした食べ物です。評価が高いのも頷ける納得のお店でした。

 

営業時間・アクセス

 

上州山賊麺 大大坊(ダイダラボウ)
〒370-0053 群馬県高崎市通町20−1
火~金:昼11:30~13:30 夜18:00~22:30
土・日:昼11:00~14:30 夜18:00~22:30
定休日:月曜日・第1火曜日・第4火曜日

※材料が無くなり次第閉店らしいので必ずしも告知通りの営業ではない場合があるかもです。

 

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