カモメ目線の快晴なる日々

Sunny day everything's going my way.

家具は「カリモク」ならぬ「モリモク」

ダイニングテーブルを買いたい

家の中で食事をする場所というのは大切だと思う。わが家に限らず、子どもを持つ家庭なら皆ダイニングテーブルで食事をとりながら「今日は学校で◯◯くんと◯◯した~」とか「明日からの連休はどこ行こうか~」とか、家族の様々なコミュニケーションが生まれる場所です。そしてこのダイニングテーブルでの食事を支えるのがキッチン。お母さんがキッチンで料理をしてダイニングテーブルを彩る。家族が活きるも死ぬもキッチンとダイニングテーブルの繋がりや動線次第と言っても過言ではありません。食事は毎日することですから。
わが家のダイニングテーブルは子どもたちの宿題やお母さんの家計簿とインスタ映えする写真撮影の場などで多様な使い方もされています。分譲マンションの間取りなのでリビングと繋がって寛ぐスペースとしても利用していたりもする。
このように、ダイニングテーブルの役割というのは家の中で非常に重要だと感じています。   

家族が自然と集まる場所にしていきたい

新しくダイニングテーブルを購入するにあたり、限られたスペースで皆が自然に集まり、部屋のインテリアに馴染むものにしたい。
シンプル且つナチュラル色の四角いもので幅1800mmサイズ、片側がベンチタイプが条件。ベンチタイプなら子どもたちが「座る」という行為が椅子に比べて気軽にできると思うし、背もたれが無いのでもたれ掛かかることはできません。
うちの子どもたちは椅子の後ろ脚でバランス取りみたいな遊びをよくしている。行儀が悪いしひょんなことで後ろにでも倒れたら危険!しかも椅子の脚で床にキズが付くんです。注意は促してるんですがなかなか言うことをわかってもらえません。ベンチなら簡単に椅子で遊ぶことはできないでしょ。

福岡県の大川家具で衝動買い

目ぼしいものはないかなとGoogleで検索し続けたり、都内の老舗家具店や百貨店、大塚家具やニトリといったチェーン店は勿論で、長野や広島、九州にも足を運びました。1年の間で全国津々浦々です。
九州の福岡県大川市にある大川家具ショールームでは、ダイニングテーブルを探しに訪れたはずが色々と目移りしてしまいました。
キャメル色の二人がけ革ソファと、キッチン収納のための食器棚をガチで購入!!
予定外の出費でやりくり大変!!ではありますが、後悔はしてません!(たぶん)
ソファは色とデザインが全て自分好みのドンピシャだったのと、食器棚に至っては値段の割りにしっかりした質感とデザイン、幅1300mm(幅1200mmや1500mmは出回ってるのですが...)というわが家の設置スペースいっぱいのサイズ感が心打たれ、湿気や地震の対策といった機能的なところが決め手でした。ここ、大事です。
 

 モリモク家具の「エブリーダイニングシリーズ」

大阪駅前に聳え立つ梅田阪急百貨店の家具フロアには、センスが良いなかなか見かけないようなダイニングテーブルが置かれていてかなり惹かれました。新宿の伊勢丹もそうですが都会の百貨店のバイヤーは他では置いてないもの揃えますね。消費者の目が肥えているのもあるのでしょうが感心します。観ているだけで楽しい。
そんな中、ネットの検索で見つけたのがモリモクという家具屋が手掛ける「エブリーダイニング」シリーズ。自分の理想というかわが家のダイニングのイメージにピッタリだなと気になった。テーブルを支える足のデザインと木材の自然な感じが写真を見て感じとれたというのが主な理由です。 

テーブルの脚は2脚、角に脚がある4脚と比べて座るときテーブルとベンチの間に端からスッと入りやすいと思います。4脚だと脚が邪魔して端から入りにくいのでベンチを一旦後ろに引いてじゃないといけない。それかベンチを跨いで座らなければなりません。
上の写真に写るチェアは回転式だそうなので下の写真のチェアにしたいと。

 

このチェアの質感などは実際に触ってみないとわかりませんが、背もたれから後ろ足にかけて1枚で繋がっているデザイン。
前にこの背もたれと足のデザインに似たダイニングチェアをどこかのショールームでみたことがあったが、黒の差し色が少し入ってイタリア製だったかな、桁が違ってたのを記憶していた。モリモク家具がこれを複製したものだとしても、椅子として造りがしっかりしたものであればまーいいかなと。美しいデザインだし。 

しかし、家具の「カリモク」は有名ですが「モリモク!?」いかにも怪しいと感じてしまうのは自分だけではないはず。ネット上に出回っている写真があまりにも少なく、尚且つ同じような加工っぽい写真(さっきの写真)ばかり。なので実物を見て判断したい。

ちょうど岡山県倉敷市へ出張ができた(個人的都合で仕組んでみた)とき、帰りに香川県高松市ショールームまで行くことができました。(ほぼ会社の経費、ごめんなさい)
 

高松に意外と多いのは家具屋さん

目的地は高松市の仏生山(ぶっしょうざん)。
JR高松駅からローカル線の琴電琴平線に乗り換えるのですが、せっかくだからと瓦町まで散歩がてら歩いてみることに。
うどん県とは聞いてましたが高松市内の繁華街には本当にうどんのお店が多い。関東圏で生活している者ならそんなにうどん食べる人いる?と考えてしまう。覗いてみるといるんですよね、どの店にもそこそこ客が入ってる。で、うどん屋さんの次に目につくのが家具店とかインテリアショップ、結構沢山ある。時間があるならじっくり来店したいところです。
 

気になったものは実際に触れてみるのがいい

予めモリモクのスタッフさんにはエブリーダイニングを見に行くと連絡していたので店頭ですんなり出迎えてくれたご主人。
ショールームというにはちょっと...と思うような広さでしたが、世間話もそこそこにじっくりまじまじテーブルを拝見させてもらいました。念願のダイニングテーブルとご対面で感極まる思いです。想像してた以上に良い質感と色。存在感はそこらのチェーン店で見かけるテーブルより全然あります。ここでご主人に購入を決めたことを伝えました。やっぱりわざわざ見に来てよかったと心底思えた。実際に確かめるように座ってみたり撫でてみたり、写真だけでは知り得ない感覚は購入前に確認して置くべきだとつくづく思う。
奥には事務所を構えいるようで、その日いたスタッフさんたちのご紹介を授かりました。お店の隣に案内され、通されたのが木材加工場みたいなところで辺りには木屑が積もり舞ってた。用意されていたのはテーブルの天板が3枚。ご主人曰く「木目がそれぞれ違うから好みのものを選んでほしいんです」と。木目はあんまり拘ってないんですよね自分。どれでもいいので目の前にあるもので即決。ご主人は苦笑いでした。

 

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 モリモク家具 (有限会社モリモク)

〒761-8077 香川県高松市出作町170-1
TEL 087-840-1950

 

morimoku.jp

 

ダイニングテーブルを購入して拉致られた先は?

その場でクレジットで支払いをと考えていたのですが、利用ができないとのことでスマホから指定口座に振込手配をかけました。
本当に便利な世の中になったものだと思う。十数年前なら銀行などにいってやらなきゃならない振込作業なのに、今どきはスマホひとつでその場でできてしまう。
出荷日や納品日やらを確認したあとは、半ば強引にご主人の車に乗せられた。最寄りの仏生山駅までこのまま送ってもらえると思いきや、途中ひらめいたように「是非食べてもらいたいうどんがあるんですよー!」とご主人。駅とは違う方向へハンドルを切り出しました。
高松まで来てうどんを食べずに帰るのもなんだなぁ、地元の人が薦めるうどんでも食べて帰ることに。 

モリモク家具のショールームから車に乗って10分程度、連れてこられたのは仏生山の法然寺というお寺。なんとその敷地内にうどん屋さんが営業してました。駐車場はものすごく広く、車が沢山停まってる。その車を停めた人たちはお寺ではなく、うどん屋に来店している模様。お店がお客でごった返していてかなり繁盛している様子。平日の夕刻に差しかかかろうという時間帯なのになんちゅう混み具合だろう。
ご主人はどや顔で一言「地元の人間ならまずこのお店ですよ」と。意外と直ぐに席に案内されたのは回転率が異常に早いからだろうか。蕎麦屋でもそんなもんだっけな、食べたら直ぐ席立つし。
蕎麦なら週に1度は食べてるんですが、うどんは食べる習慣がありません。むしろ蕎麦屋のサイドメニュー的な感覚でうどんを食べに行くことに違和感すら感じる。冬定番の鍋にシメのうどん(自分はおじや派ですが...)くらい。横浜市内には今でこそうどん屋のチェーン店がありますが、少し前までうどん屋自体ありませんでしたし。

本格手打ち讃岐うどんを初体験

メニュー豊富な中から注文したのは肉うどん。
待ってる間はカリモクご主人から家具ビジネスのあれこれを聞かされたりしたので、消費者の心理として正直に感じた範囲でお話させてもらいました。ダメ出しとも言えるかもしれませんが...。良いものを手掛けてるのだから重要はあると思うんです。ホームページはデザイン的にも改善の余地がかなりあり、今の状態では誰もそこでお金を使おうとは思ってくれないとか。それに付随するキーワードとかSEOとか。カリモク家具知ってる人ならまず怪しがるとか。商材の良さがネット上ではまず伝わってこないとか。じゃあどうしたらいいのか...etc...。こんな類いのことをこれでもかと言ってみた。社交辞令みたいなものは一切なしでキッパリ。ご主人、だいぶ頭を抱えて凹んでました。
うどんはとっくに出てきてたのですが、食べてみて感じたのはコシが強い。三重県伊勢うどんは変な言い方だけど汁を吸った麺のようなべっちゃりした柔らかい感じ。伸びた麺、それがうどん。というイメージが先行していました。
しかし今食べたうどんは程よく歯ごたえがあって出し汁が麺に絡まってる。うまい!初めての「讃岐うどん」に感動!
ご主人、連れてきてもらってありがとう!
讃岐うどん」は伊勢うどんとか関東で食べるうどんとは全く違う食べ物と考えたほうがよさそう、軽いカルチャーショックを受けてしまった。

 

本格手打ちさぬきうどん 竜雲

 〒760-0000 香川県高松市仏生山町甲3207-2

TEL:087-889-1217

【営業時間】

平日 11:00~15:00

土日祝日 10:30~15:00

定休日 火曜

 

www.shikoku-np.co.jp

 

モリモク・エブリーダイニングが無事に届く

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後日、わが家にモリモク家具で購入したダイニングテーブルが無事にインストールされました。この馴染み具合、部屋の雰囲気が良い意味で変わりました。
大事にしていきたいと思います。

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